2008.3.18 間々田優

2008.3.18
 間々田優
  @渋谷 O-West


2008年に行ったライブを振り返る第3弾。


どうでもいいけどこのカテゴリ分け、
2008年と2009年を同列で書くとワケわかんなくなりますね。
まあ、いいか。


間々田優(ままだゆう)さんをご存じでしょうか。
この方には特別な思い入れがありまして・・・、
私がnoemaというバンドで初めてライブをした日の対バンが、
彼女だったんです。2006年だったかな。下北沢GARAGEで。


後から知った話、間々田さんもあれが初ライブだったらしい。
全然そんなふうに見えなかったのでびっくり。


ステージにあぐらをかいて、謎なSEが流れてハイテンションな感じで始まって、
アコギを弾きながら力強い声で男前な歌をうたう彼女の姿を、
すごくよく覚えています。


ちょっと彼女の意図とは違うのかもしれませんが、フォークシンガーだ!!と思った。
たぶんその後のCDには収録されていない、
スキャットが印象的な曲も忘れられないんだけど、タイトルとかあったのかなぁ。


そもそもあの日のブッキングはnoemaが持ってったデモテープが
実際よりもフォーク寄り(?)だったことに起因する
一種の間違いのようなものでもあったのですが・・・
その後対バンすることは無く、たまにホームページを見に行ったりもしていましたが
またどこかで観れたらいいなあ、ぐらいに思っていた。


そんなことも忘れかけていたある日のこと。


地元のタワレコでぶらぶらCDを見ていたら、彼女のCDを発見。
「わ!CD出てる!」と、テンションが上がり、とりあえず買って帰った。
ジャケットや滲み出る雰囲気が、記憶よりも暗かったので、
ちゃんと聞けるまでちょっと時間がかかりましたが、


これが、いいCDだったんですよ。


あたしを誰だと思ってるの

あたしを誰だと思ってるの


これを聞き込んで、わーーーまたライブが観たい!!となっていた
ちょうどいいタイミングで、ぴあ主催の抽選招待ライブのお知らせが。
これは行くしかないと応募して、無事チケットを手に入れました。


ひっさびさに観た間々田さんはめちゃくちゃカッコ良かった。
羽根のついた帽子を、首を振って後ろに振り落とす瞬間とか。


「薬」という曲が特に好きだったんですが
ライブで聞くとものすごい勢いで何かがこみあげてきて、
ぽろぽろ泣いてしまった。


ライブは男前なのに、MCになると急に元気でカワイイ感じになるのが
また良いギャップです。あの場にいた人全員ファンになったんじゃないかな。
それぐらい会場を巻き込んだ、力強いステージだった。


終わったら自ら物販に立って、CDを叩き売りしてました。笑


最近出た2ndアルバム「嘘と夢と何か」も良いけど、
個人的には1stを先に聞いたほうがわかりやすいかも、と思う。
安いし。気になった方はぜひ。


動画をyoutubeで見つけたので、2ndから一曲、どうぞ。
1stで一度全部出し切って、すっきりしてる気がします。


「ボーダー」



あ、そうそう。
レーベル名が「パパダレコード」。
笑いました。