2010.6.27 Hermeto Pascoal e Groupo 

渋谷Pleasure Pleasure、109のすぐ隣、6階。こんなところにこんなホールがあったとは。エレベーター乗った人は全員6階で降りてた。
ブラジルから来日していた音楽家、エルメート・パスコアール率いる7人編成のグループ。じつは事前知識はほとんどなく、前日に見たDommune出演が衝撃すぎて勢いでチケットを予約してしまったのでした。当日券はソールドアウトだったみたい。幸運にも2階席のど真ん中、ステージも良く見渡せる位置だった。

ステージはあっというまでした。ほとんど即興みたいな超絶技巧サックスと、パスコアール夫人(若い!)の超高音スキャットがぴったり合っているのが信じられなかった。あれはちゃんと楽譜があるんだね。数年前、タワー・オブ・パワーを一曲譜面に起こしたことをふと思い出した*1


真夏のサンタクロースのようなパスコアール氏がステージをうろうろしてメンバーに指示を出したり、途中からホーミーのようになる倍音だらけのフルート・ソロ*2を披露したり、アンコールで客にかなり高度なコール&レスポンスを要求したり(必死でついていった)しているさまは本当に楽しそうだった。もっとエキセントリックな感じを想像していたのだけど、自然に体が動くダンスミュージックだった。元気が出た。

地球の裏側からやってきてくれてどうもありがとう。いつまでも元気で。

*1:コピーバンドは実現せず

*2:音の低いフルートのような楽器、違ったらすみません